K-CONNEXへの期待

yamagiwa2

京都大学総長 山極 壽一

我が国の学術研究が、将来にわたり社会に負託された役割・使命を持続的に果たしていくためには、次代を担う若手研究者の育成が重要であり、これらの取り組みは学術や産業のみならず、豊かな文化の発展へとつながることは言うまでもありません。次代の先導的研究者として求められる構想力、統括力、実行力を備えた研究リーダーを育成・輩出すべく、この度京阪神三大学による人材育成コンソーシアムを立ち上げることとなりました。京都大学、大阪大学、神戸大学は、関西圏に位置する地理的に近い総合大学であり、学術研究・教育・社会貢献において、長年にわたる協力・交流を行ってまいりました。近年では、関西地域の活性化に資する研究人材育成のため、平成19年から「三大学連携シンポジウム」の開催や、平成25年の「相互の協力に関する協定書」の締結等、積極的かつ効果的な協力関係の構築を行ってまいりました。また、三大学は、産業界との積極的な研究・人材交流に取り組む等、新たな産学連携事業の仕組み作りと社会貢献に寄与すべく活動を行っているところです。この京阪神三大学が各々の長所を最大限に活用し、補完しあうことが出来る柔軟かつ強固な連携にもとづいて若手研究者育成システムを構築できることが、当コンソーシアムの最大の強みであります。この有機的な育成システムが十二分に機能し、次代を担う幅広い視野を持った次世代グローバル研究リーダーが多数輩出されることを期待してやみません。この新たな取り組みに対する皆様からのご指導、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
nishio2

大阪大学総長 西尾 章治郎

環境問題、資源・エネルギー問題、宗教・民族紛争、人口問題など、複合的かつグローバルな課題が山積するなか、知の集大成である大学の貢献が社会から強く求められています。このような状況の下、大学という存在を広く世界に開いていくことこそが、これからの大学における最も重要な視座であり、社会が直面する諸課題を解決し、学問の進展やイノベーションの創出に最大限貢献するための鍵だと考えています。本コンソーシアムにおいては、三大学の強みを活かした連携を基盤に、国内外の研究機関や産業界とも広く協力することで、今までにない若手研究者の育成システムの構築を目指していきます。このような枠組みの下で、大学が学外の「知」と積極的に協働し、新たな研究成果の創造やイノベーションの創出に寄与するとともに、コンソーシアムに所属する次世代を牽引する若手研究者が大きく飛躍していくことを期待しています。本コンソーシアムの取り組みに対する皆様からのご指導とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
takeda2

神戸大学学長 武田 廣

我が国を取り巻く環境については、超高齢化社会・少子化社会へ突入する一方で、グローバル化、オープンイノベーションの進展など大きく変動しています。このような状況において、国立大学として社会からの期待に応えていくためには、次世代の社会におけるイノベーション創出の担い手となる優れた若手研究者を育成し、当該若手研究者がその能力を最大限に発揮し活躍できるシステムを構築することが重要であり、今後、科学技術・学術を持続的に発展させていく上でも必要不可欠なことと考えています。本コンソーシアムにおいては、同じ関西圏内にある三大学が、それぞれの特色を最大限に活かしつつ、戦略的な協力関係を構築し、大学、研究機関、産業界等との連携のもと、優れた若手研究者育成システムの新たなモデルを構築する挑戦的な取組みを推進することとしています。本学の機能強化構想においては、新たなビジョン「先端研究・文理融合研究で輝く卓越研究大学へ」を掲げ、その実現に向けて、社会的課題等の解決のため新たな価値の創造に挑戦し続けることができる人材の創出を目指しています。このコンソーシアムでの一体的な取組みを通して、次世代のグローバルリーダーとなる人材を持続的に輩出していく所存です。本コンソーシアムの取組みに対する皆様方からのご指導とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
minato1

京都大学 理事・副学長 湊 長博

平成26年10月に採択された本事業は、京都大学、大阪大学、神戸大学をコア機関としたコンソーシアムを形成することによって、若手研究者を取り巻く不安定な研究環境の改善を図りつつ、次代を担う卓超したグローバル研究リーダーを育成することを目的としております。複数の大学と連携機関から成るコンソーシアムという広範な枠組みで、若手研究者の主体的かつ自由な発想にもとづく研究を育てる本事業のような取り組みは、我が国の学術研究の底上げと持続的な発展のための新機軸となるのではないかと考えます。
本事業では、大学や研究分野の垣根を越えた人材・知識交流を通じて、若手研究者の研究能力、研究費獲得能力および情報発信力等の向上に資する育成・支援プログラムを展開していく予定です。また、アカデミア内に留まらず、産業界とも連携して産学間の知識交流のためのプログラム構築にも努めてまいります。本事業から優秀な若手研究者を輩出することは、我が国のみならず国際的な学術研究の進展に大きく寄与するものと確信しております。何卒、皆様のご支援とご協力をよろしくお顧い申し上げます。
yagi1

大阪大学 理事・副学長 八木 康史

本事業は、次世代を担う卓越した若手研究者を育成することを目的に、京都大学、大阪大学、神戸大学をコア機関としたコンソーシアムを形成しております。このような枠組みの中で、共に各々の大学の強みを最大限に活用しながら、コンソーシアムで提供される研究費獲得能力等の向上を目指す育成プログラムを中心に海外大学・研究機関や産業界の研究開発部門との研究・人的交流を拡げていくことで、若手研究者のキャリアアップに資する体制を作り上げていく予定です。
大阪大学では、文化、言語、民族、学問分野を超えた様々な形態の知が交流し、一つの旋律として奏でられる「知の協奏」、そして多彩な視点とアイデアが交差することで画期的な知が創出される「知の共創」の実現を目指しています。本コンソーシアムが大学・研究機関・企業等の様々なバックグラウンドをもつ者が主流できる構会を提供す ることで、各々の若手研究者が「知の協奏」・「知の共創」を実現できる場となることを期待しています。新たな取り組みに対する皆様からのご指導とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
ogawa1

神戸大学 理事・副学長 小川 真人

本学では、「神戸大学機能強化構想」のもと、若手研究者の研究活動の活性化と、安定的・自立的な研究環境の整備を重点目標とし、優秀な若手研究者の拡充と育成支援を推進しているところですが、このたび、京都大学、大阪大学及び産業界等と連携して、若手研究者の中長期的かつ安定的な雇用を更に確保し、優秀な若手研究者を育成する新たなシステムを構築するため、本コンソーシアムを立ち上げることとなりました。
本コンソーシアムにおいては、若手研究者を担当するURAが中心となって、コア機関である京都大学及び大阪大学と連携して、若手研究者の研究能力、研究費獲得能力及び情報発信力等の向上に資する育成・支援プログラムを開発・展開していく予定です。また、各若手研究者にメンター教員を配置して、研究開発・実施における支援体制と、国際・学際・産学連携等の人脈づくりのためのサポート支援を構築し、将来若手研究者がPIとして学術研究を牽引する研究者となるための育成支援を進めていきます。 三大学のみならず、我が国の次代を担う研究者の育成に努めてまいりますので、皆様方のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。